Unix系のユーティリティ(pkgconfig wget ccache)
fink listを眺めていたら、OSをLeopardにアップデートしてからまだインストールしていないパッケージが大量に存在することが判明。少しずつ必要になったらインストールしようと思うが、まず最低限必要だと思われるものは入れておこう。
%sudo fink install pkgconfig wget ccache Information about 4068 packages read in 1 seconds. The following 3 packages will be installed or updated: ccache pkgconfig wget The following 2 additional packages will be installed: glib glib-shlibs Do you want to continue? [Y/n]
なんだかglibもインストールされてしまうようです。pkgconfigはライブラリを使って開発する時に、どんなヘッダが必要か、どんなライブラリリンクが必要かを返してくれるアプリで、Makefileを書く時に利用するのでインストールしました。何かをコンパイルしてインストールする時にも多くの場合必要になります。wgetはコマンドラインから何かをダウンロードする時に便利なので使います。ちょっとスクリプトを書いて賢くダウンロードしたい時にダウンロード操作を担ってくれるのはwgetさんです。curlという同様のソフトが既にインストールされているのですが何故かwgetを好んで使う人が多いように思います。ccacheは知らない人が多いかもしれませんがgccで同じコンパイルを二回行う時に、cleanして*.oを消した状態でもコンパイルが格段に早くなるようにキャッシュしてくれるアプリで、Unix系のアプリ開発をしていてmake cleanを良く行う人は必携のソフトだと思います。
パッケージ数はOS X 10.5 (Leopard)は10.4 (Tiger)より少ないんですね。半分以下です*1。
OS X 10.4(Tiger) : 8221 (ソースパッケージを含む) OS X 10.5(Leopard) : 4068 (バイナリパッケージのみ)
fink.confのサーバが違うからかと思い、なるべく同じミラーをさすようにしたのですが、パッケージ数は変わりませんでした。やっぱりパッケージ数が少ないと不便で、treeをインストールしたかったのですが
$ sudo fink install tree Information about 4068 packages read in 2 seconds. Failed: no package found for specification 'tree'!
treeがないと困るんだよなぁ。
*1:比較するものを間違っていたようです。実際には少し少ないだけです。