Lionのインストール前にすること、3つ
どうやら先日リリースされたMacOS X 10.7 LionにはRosettaの機能がなくなってしまっているようです。つまりIntelより前のCPU向けにリリースされたアプリがすべて動かなくなるとういことのようで大変な事態です。新しいOS Lionのリリースは手放しには喜べなさそうです。
- (1) Rosettaがなくても困らない?
Lionにしてから動かないアプリに気づいて泣くことにならないように、あらかじめどのアプリが動かなくなるのかを知っておく必要があります。それを調べるにはMacOS Xの標準アプリシステムプロファイラが便利です。
シテスムプロファイラ.app
システムプラファイラを起動し、左のリストのソフトウェア>アプリケーションを選択すると、右のビューに全アプリケーションのリストが表示されます。種類の列にPowerPCと書かれているアプリはLionにすると確実に動かなくなります。種類の列でソートすると見やすいです。ちなみに動かなくなって困るアプリの代表は下記かな。
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- Microsoft Office 2004 (Office 2011を購入しましょう⇒例えばこちら)
- AppleWorks 6 (大昔の書類が開けなくなるのは困ります。)
- Adobe CS2 (私は未だに使っていました。)
- Eudora 6.2J (もうさすがに使っているひとは少ないかな)
- (2) 開けなくなるファイルをPDF化
AppleWorks書類などは今後開けなくなってしまうので、救済措置としてPDFにしておくといいと思います。各アプリケーションの印刷機能を選択し、多分一番左下に表示される「PDF▼」ボタンを押し、出てくるメニューの一番上の「PDFとして保存...」を選択すればできます。
- (3) バックアップ
OS領域も含めた完全なバックアップを取っておくべきです。一旦Lionにすると通常の手段でダウングレードはできません。ですが完全なバックアップがあれば、その状態に戻る事は可能です。TimeMachineが使える環境なら必ずバックアップを実行しておきましょう。私はTimeCapsuleをTimeMachineの保存先にしています。TimeCapsuleは便利ですよ。(50000円弱で購入できます)